遺産分割や名義変更などの各種手続きをしていく上で、相続人の確定は非常に重要です。亡くなった方が遺産を残している場合、まずは亡くなられた方の出生から死亡までの戸籍・除籍・原戸籍謄本を取り寄せて、相続人の確定調査を行う必要があります。その相続人の間で遺産分割を話し合わなければ、亡くなった方の遺産に対する名義変更の手続きが行えません。戸籍謄本を取り寄せるのは、名義変更を行う際に必要となるからです。名義が亡くなった方のままになっていると、銀行にある預貯金が下せなかったり、土地や建物の持ち主があいまいなままになりトラブルの原因となります。相続人が確定した後は、銀行や郵貯などの預貯金に加え、不動産、株などの有価証券をまとめた財産目録を作成すると、財産を把握するのに役立ちます。財産の確認と相続人調査が完了したら、亡くなった方の財産の引き継ぎ方法を決めることになります。話し合いがまとまった後は、証拠として遺産分割協議書を作成し、この遺産分割協議書に全員の署名と実印をもらい、印鑑証明書を添付します。
- 遺産相続手続き
親など家族が亡くなった場合は、遺産を引き継ぐ権利が発生します。被相...
- 遺言書の効力
遺言は、死者の最後の意思を実現する為の手段の一つですので、なるべく...
- 公正証書遺言であっ...
■遺留分とは 遺留分とは、一定の相続人に対して遺言によっても奪うこ...
- 成年後見制度利用支援事業
成年後見制度は、高齢による認知症や精神疾患などの理由により法律的...
- トラブルにならない...
遺産分割は主に3種類あります。協議分割はその中の一つです。通常、遺...
- 公正証書遺言が無効...
公正証書遺言は遺言の方式の一つです。公正証書遺言は普通方式の遺言で...
- 土地の相続放棄
自分の親の死亡により相続が発生した場合、他に金銭になる財産がなく、...
- 無効になる遺言書
遺言書を残しておけば、遺産相続を行う際に相続人達の間で起こりうる遺...
- 成年後見申立ての流...
成年後見制度は、高齢化社会の今、非常に重要なものとなっています。...
司法書士みちのく事務所(埼玉県所沢市/狭山市、入間市、東村山市、清瀬市)|相続人調査